日勝峠は道央と道東を結ぶ交通の要衝、北海道内で2番目に長い国道、国道274号線にある峠です。

標高は1,022mですが、本州の標高3,000m級に匹敵する環境との事です。

昔(私が子供の頃)は、帯広から札幌方面へ車で行くためには、この日勝峠を使うしかなかったのですが、急カーブや急な上り坂が多く交通の難所と言う感じで、道路から外れて落ちてしまう車も多かったように記憶しています。

今では道東自動車道(高速道路)も開通して、道東と道央の往来は随分と楽になりました。


私は十勝地区の出身ですので十勝管内は自分のホームタウンとして親近感や安心感があるため、気になる場所も多い反面、『いつでも行ける』と言う様な油断の様な気持ちもあり、気になりながらもノーチェックな場所も数多くあります。

日勝峠園地展望台も、その様な場所の1つで以前から存在を知っていながら、ノーチェックの場所でした。



日勝峠頂上付近で、本線から外れダートの狭い道を1.3㎞程度昇ります。






木造2階建ての展望台は閉鎖されている様子です。






樹木が樹木が生い茂っており、残念な事に視界は狭いです。















紅葉の時期は綺麗かもしれないです。






日勝峠と言えば、こちらの日勝第一展望台の方が有名です。

6合目付近なので、日勝峠園地展望台よりも低い位置とはなりますが、駐車場から階段を上がり展望所に着くと眼下には十勝平野の田園風景が広がります。








展望所から更に上へ上がる階段が有ったので登ってみました。

途中には閉鎖されていて立ち入る事が出来ない展望台もありましたが更に上へ行ってみると山神様が祭られておりました。






とても大きな岩もあり、日高山脈襟裳岬から隆起して形作られているのだなと考えると、自然の壮大さを感じます。










日勝第一展望台から十勝の清水町側へ更に下がると展望レストランとかち亭さんがあります。

展望レストランとかち亭さんの駐車場にも十勝平野を見渡す事の出来る展望台があり、いつも観光の方などで賑っている印象があります。

この日も多くのライダーさん等で賑っていました。








お天気がいまいちで残念です。